うちな〜待夢＊嬉楽嬉楽（ｷﾗｷﾗ）＊

沖縄では、昔から旧暦の12/8（今年は1/15）には鬼餅「ムーチー」を食べるという習慣があるんです。

もち米粉に三温糖を加えて味付けをし、ちょうどいい硬さになったものを長方形にして、
サンニン（月桃）の葉に包んで蒸します。蒸している間にだんだんとこのサンニンの香りが
あたりに広がってくるんです。かなり強烈ですが、うちな～んちゅは結構好きな人が多いかも...
（もちろん苦手な人もいますが）
「紅芋入り」や「黒糖入り」もあって...私は黒糖の方が好き♪(￣ρ￣)ｼﾞｭﾙ


もともとは厄介払いのため、子供の健康と成長を願って食べられていました。
子供のいる家ではその子の年の数だけムーチーを軒下に紐でしばって吊るし、
毎日、一つずつ食べていたとか。。。
初めてムーチーの日（12/8）を迎える赤ちゃんがいる家では、初ムーチーと
いって、親戚、近所にそれを配って歩くというのもあります。



この「ムーチー」にはいわれと言うか...有名な昔話があるのですが...

知らない方のために～
ここで少しだけお話しますね。

昔、首里に仲の良い兄と妹がいました。ところが兄が鬼になってしまい
悪さばかりをはじめたんです。そこで妹は普通の餅と、鉄の入った餅を作って
鬼になった兄を退治することにしました。妹は普通の餅を食べ、兄に鉄の入った
餅を食べさせ、それを喉に詰まらせた兄は崖から落ちて死んでしまったとさっ。



でも実はこれにはもうひとつの話があって
（二つの餅を作って退治に行くところまでは同じなのですが）・・・




以下...`s(-'-;) エートォ...


ちょっと強烈(・・?なので～１８禁・・・




・・・わざと着物の裾をあげて兄の前に餅を差し出して座り、
「上の口は餅を食べ、下の口は鬼を食べるのよ！」と言うと、
驚いた兄はそのまま崖から落ちて死んでしまったとさっ。



地域によって言い伝えは色々あるようですが...どうでしょう？
（～_～；）・・・ちょっとコワっ...(＠_＠;)



そう言えば...
南国沖縄もムーチービーサと言って
昔からの言い伝えがあるのですが…
ムーチーの日には毎年寒くなるのです。
暖かな日が続いていても毎年決まって
ムーチーの時期には冷え込みむのですから不思議。。。

このところ２５℃台の暖かい日が続いてましたが…
明日はムーチービーサとなるのでしょうか？

最近では自宅でわざわざ作ると言うご家庭はもう少ないですよね？
ムーチーの日の明日は
各地の保育園でもムーチー作りが行われる事でしょうね。
ｳﾁの園も明日行いますが...
子供達にはきっといい経験＆想い出になる事でしょう♪
私も明日は担当園児の写真撮影～カメラマンとして頑張ってきま～す(^O^)／